本日午前中は、門真市議会議員の方々が超党派で水道事業の研修会に大東市へ来られました。
大阪府水道企業団への統合について大東市が一度見送った件で、門真市としても今後の判断の参考にと言う事でした。
大変にお疲れ様でした。
各行政区により、企業団水道事業への考え方は現在の収支見通しや自己水の割合、また企業団浄水場からの距離や市民サービスなど様々な要因があり、統合時期については適切に見極めて行く事が重要です。
私も数年間ですが、水道企業団議会に派遣して頂いていた関係で統合のメリット、デメリットは見てまいりました。
その時は、水道企業団議会で議会の在り方も争点になっていました。1団体1議席との考え方です。
議会での議決権や発言権を大小関係なくどの市町村も平等に1議席ずつですが、80万都市も2万人都市も同じく1議席で本当に平等か?との疑問もあり2議席、3議席があっても良い考えでした。
首長会議が議席数決定の権限があり、企業団議会の意向を首長会議に投げた経緯がありました。
様々な意見や多様な在り方を合一させる事は大変骨の折れる作業ですが、最後まで合意形成をつくし折衷案など答えを導き出す事が大切です。
その事を企業団議会では学びました。
国会も同じく多様な意見を切り捨て、自らの満足を得る為だけの数の論理は許されない事は自明の理です。


