高次脳機能障害の支援と周知

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昨日は、大阪市内で開催された『高次脳機能障害の就労支援制度拡充について』に出席させて頂きました。
就労移行支援事業を展開されている「NPO法人クロスジョブ」の主催で同事務所にて活発な議論がされました。
山本博司参議員議員が出席し、国における高次脳機能障害の支援と周知に関する法整備について詳しく説明されました。
また、日本高次脳機能障害ともの会 片岡理事長から現状の問題点と課題についてお話し頂きました。
参加した地方議員からの発言をとの事で、大束より大東市でいち早く取り組まれた『アイズ』(白井京子代表)についてご紹介させて頂くとともに、具体的な支援体制の要望項目についてお聞きしました。
法整備を前に、各地方行政が高次脳機能障害者について認定、医療機関への紹介などコーディネートする人材の配置を行う事が重要だと認識しました。
多岐にわたる症状がある高次脳障害ですが、様々な原因(事故、脳梗塞、心肺停止による低酸素症など)で脳に影響が出て参ります。
もしかしたら高次脳機能障害かも、という診断されないまま何十年も過ごし最近になって認定された方々もいらっしゃいます。
医療機関や行政において一刻も早い周知、認定を急ぐ必要があります。
中味の濃い専門的内容の会合でした。